更新情報
令和6年新年のご挨拶
2016年のキガリ改正(ルワンダで開催されたMOP28)が制定されてから8年が経過致しました。
わが国でも2019年1月よりHFCの削減スケジュール始まり、2036年には2013年比でHFCの85%を段階的に削減することになっております。
2024年には40%削減の目標設定となっており1回目の大きな節目となります。
したがって本年はHFCの製造も輸入も大きく減少することが確実視されており、特にHFCのR410Aは市場に大量に普及していることから大きな影響があると予想されており、不足分はフロンの再生処理に頼ることになるものと思われます。
福島県フロン回収事業協会としても昨年の7月よりフロンの再生事業をスタートさせており、更なる周知と再生の重要性と必要性を訴えてユーザー、管理者、充填回収事業者の皆様にご理解を賜るように努力してまいります。
フロンの破壊処理から再生処理へと国も後押しする政策を用意して臨むと思われます。
市場の混乱を避けるためにも修理補充用のHFCフロンガスや製品用のHFCフロンガスが不足しないように『フロンは貴重な資源』であることを前面に出して再生事業に取組んでまいる所存でありますので本年もよろしくお願い申し上げます。
令和6年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
再生処理取扱方法の手引き書のご案内
再生処理取扱方法の手引き書の配布を開始いたしました。
再生処理の登録から依頼される流れのご参考にご利用ください。
令和5年度-フロンの適正な管理に関する説明会開催のご案内
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
この度、業務用エアコンや業務用冷凍冷蔵機器の使用者およびフロンガスに携わる方々を対象とした
「フロンの適正な管理に関する説明会」を開催することとなりました。
県内3会場で開催いたしますので、この機会に是非ご参加下さい。
●フロン類による地球温暖化への影響
●フロン排出抑制法の概要
●機器管理者、解体業者、廃棄物・リサイクル業者の義務
についての説明会です。
参加申込みが必要です
定員 各100名(先着順) 参加費無料
会津会場 日時 令和5年 10月17日 火曜日 午後1時30分~午後3時30分
場所 会津アビオ 大会議室
福島会場 日時 令和5年 11月20日 月曜日 午後1時30分~午後3時30分
場所 福島県青少年会館 大研修室
郡山会場 日時 令和5年 11月27日 月曜日 午後1時30分~午後3時30分
場所 ビックパレットふくしま 3階中会議室
令和5年新年のご挨拶
令和2年4月に改正フロン法が施行されて2年10か月が経過しましたが、国の目標であった業務用冷凍空調機器(第1種特定製品)のフロン廃棄時回収率は50%を大きく下回り、令和2年度の集計では41%となり法の周知と理解が進まない現状がみえて来たような思いです。
また、令和4年11月には、業務用エアコンを違法に解体して「フロン類」を大気に放出させたとして、東京都町田市の解体業でイラン国籍の社長と従業員ら計4人がフロン排出抑制法違反(放出など)で逮捕したとの報道があり、法人としての同社と同社に解体を依頼した4人も同法違反容疑で書類送検されました。
同法改正では、フロン類の引渡しをせずに第1種特定製品の廃棄等を行ってはならないと定められており、建築物の解体工事に係わる規制の厳格化及びフロン類が回収されずに放出されるおそれのある第1種特定製品の引取り等の禁止も定められております。 (一社)福島県フロン回収事業協会としても、第1種特定製品に係わるすべての方々には法を守り、機器からのフロン回収が確実に行われ、未回収のままに廃棄製品が流通することが無いように、法の周知と啓発を継続して行うとともに地球温暖化防止の一助となるべく活動を続けてまいる所存であります。
皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和5年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
福島県主催による「フロンの適正な管理に関する説明会」の開催について
福島県主催による「フロンの適正な管理に関する説明会」が3会場で開催されます。
会津会場 日時 令和4年12月21日 午後1時30分~午後4時30分
場所 会津若松市文化センター 展示室兼会議室
郡山会場 日時 令和5年1月19日 午後1時30分~午後4時30分
場所 ビッグパレットふくしま 3階 中会議室
いわき会場 日時 令和5年2月9日 午後1時30分~午後4時30分
場所 いわき・ら・らミュウ 2階研修室
対象者は業務用エアコン・業務用冷凍冷蔵機器使用者およびフロンに携わる方と幅広くなっております。
当日はフロン排出抑制法の説明のみならず、実機を用いたフロン回収の実演を予定しておりますので、フロンに携わる全ての方に、より一層の法令順守と知識の向上そして普段の仕事に役立つ内容となっております。
この機会にぜひご参加ください。
参加をご希望の方はお申込書をダウンロードの上、福島県フロン回収事業協会までFAXまたはeメールにてお申し込みください。
‣ 説明会資料と申込書 (pdfファイル)
福島県フロン回収事業協会宛FAX
024-544-1840
第一種フロン類充填回収業者に対する行政処分がありました
東京都環境局より、フロン類の充填・回収量の報告をしなかったということで、
充填回収業者に対し、30日の全事業停止の行政処分をしたと報告がありました。
東京都では昨年の書類送検に続き、今回は、充填回収業者へ行政処分を実施しました。
のでお知らせいたします。
内容については下記URLからご確認ください。
・東京都HP「第一種フロン類充填回収業者に対する行政処分について」
URL
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/02/21/19.html
令和4年新年のご挨拶
令和4年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
令和3年新年のご挨拶
令和2年は新型コロナウィルス感染症に翻弄された1年であったと思います。
福島県でも2月末から影響がでて学校の休校や外出の自粛要請など生活に仕事に大きな支障が出ました。当協会も多くの事業計画が実行できず延期や中止が相次ぎましたが主事業でありますフロンガスの回収・破壊事業は大きな減少もなく令和2年度を終える見通しで、会員の皆様のご協力に御礼申し上げます。
さて、令和3年は新型コロナウィルスのワクチンが開発され人類にとって最良の1年になる事を期待したいと思います。東京オリンピック・パラリンピックの開催が無事に終了し、生活が新しい様式(ウィズコロナ)に変化しながらも経済の衰退を取り戻しコロナ禍でも発展できる世の中になる事を願っております。
日本は地球温暖化の対策として短期目標「2030年までに温室効果ガスの排出量を26%削減する」としています。この目標にはフロン類の排出も抑制する事が含まれておりフロン協会もウィズコロナの中、粛々とフロンガスの回収に努め、地球温暖化防止のため前進してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
結びに、本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収、漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み、未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和3年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
創立20周年 ご挨拶 次の20年を見据えて
創立20周年 ご挨拶
次の20年を見据えて
福島県フロン回収事業協会は令和2年3月12日で創立20周年を迎えることが出来ました。会員企業の皆様方には当協会の事業運営に多大なご支援、ご協力を賜りまして誠に有難うございました。また、行政機関並びに関係諸団体の皆様にもご支援を賜りました事に心より御礼申し上げます。
フロンがオゾン層を破壊し穴をあけてしまうオゾンホールが発見され、フロンの排出抑制が全国的に始まり福島県も全国に先駆けてフロンの回収処理を推進してきました。当協会は平成12年3月12日、57社により設立総会が行われ福島県フロン回収事業協会として全国で3番目に創立された協会でした。
令和2年3月31日現在では第1種正会員87社、第3種正会員3社、賛助会員3社と設立から会員数も増加してまいりました。協会設立から携わってこられた諸先輩、役員の皆様方には敬意と感謝を申し上げます。
さて、フロン法を顧みますと平成14年4月1日よりフロン回収・破壊法が施行され平成19年10月には行程管理制度の導入等を追加した法改正が行われました。
さらに、平成27年4月1日より「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」に改められました。本年4月1日より更なる回収率の向上を目指し、改正フロン排出抑制法として機器の廃棄に係る各事業者の皆様にそれぞれの責務が発生し、確実に処理をすることが求められております。
フロンの市中ストックはHCFCからHFCに大きく移行したもののHFCには地球温暖化への問題があり、まだまだ回収を続けていかなければなりません。
協会はこれからも法の遵守と適正な回収に努めてまいります。フロンの問題は使用するユーザーから廃棄されるまで様々な業種、事業者を介する事になりますが、協会がリーダーシップを取って関連する事業者団体と力を合わせて法の遵守を推進してまいる所存です。
今後の20年も協会のスローガン「地球を守ろう 未来の子供達のために」を実践し活動してまいりますので、会員企業の皆様方には今後共なお一層のご指導、ご支援をお願い申し上げご挨拶といたします。
令和2年新年のご挨拶
令和初の新年を迎えお慶び申し上げますとともに世界の平和と安定を祈念いたします。
令和元年10月の台風19号では県内各地に大きな水害・災害をもたらしました。
災害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
1986年の8.5水害をはるかに上回る大雨が長時間にわたり上流から下流域までまんべんなく降ったことが影響したと指摘されています。
この様な災害が毎年、日本のみならず世界各地でおきていることは地球温暖化が影響していると言われており、今後ますます警戒しなくてはなりません。
我々、フロンを取扱う業者としても地球温暖化係数の高いフロンガスを大気に漏らす事無く回収し、温暖化を少しでも食い止めることに全力を注ぎたいと思います。
昨年5月にフロン排出抑制法の一部を改正する法律案が国会審議で可決され10月4日に官報で「政令」「省令」「告示」が公布されました。
改正の内容は
(1)機器ユーザー(所有者)に機器廃棄時の取組
(2)建物解体時の取組
(3)廃棄機器を引き取る際の取組
(4)充填回収業者の取組と大きく4つの項目で改正が行われ、各段階で法を遵守できない場合は直罰が課せられることになります。
回収率向上の為、関係者が相互に確認・連携し、ユーザーによる機器の廃棄時のフロン類の回収が確実に行われる仕組みを作るということです。
法の施行は本年4月1日からになりますのでフロン回収事業協会としても各関係団体と協力しながら法の周知に努めてまいりたいと思います。
結びに、本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収、漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み、未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司