令和7年新年のご挨拶
2025・01・14
フロンガス再生処理の必要性を考える
皆さんもご存じの通り、フロン類は地球を取り巻くオゾン層を破壊し、 皮膚がん等を発生するとも言われています。
地球温暖化、 異常気象等々による甚大な被害が世界各地で発生しています。
冷凍空調設備等に使用されているフロン類も間接的な影響を与えています。
福島県では、 環境基本計画や2050年カーボンニュートラルロードマップを掲げ、令和12年度までに機器廃棄時のフロン回収率を75%とする目標に向かっています。
最近での機器廃棄時のフロン回収率は40%弱となっており回収効率のアップに努めなければなりません。
まして、 HCFC HFC のフロンは限られた量しか在りません。
貴重なフロンガスを回収破壊処理から再生処理へと移行し、 まだまだ市場に沢山ある冷凍空調設備に活用する為には、当協会では再生事業を関係各所及び一般ユーザー様にPRし理解を頂き積極的に推し進めていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事・会長 宇野 一夫