令和3年新年のご挨拶
2021・01・01
令和2年は新型コロナウィルス感染症に翻弄された1年であったと思います。
福島県でも2月末から影響がでて学校の休校や外出の自粛要請など生活に仕事に大きな支障が出ました。当協会も多くの事業計画が実行できず延期や中止が相次ぎましたが主事業でありますフロンガスの回収・破壊事業は大きな減少もなく令和2年度を終える見通しで、会員の皆様のご協力に御礼申し上げます。
さて、令和3年は新型コロナウィルスのワクチンが開発され人類にとって最良の1年になる事を期待したいと思います。東京オリンピック・パラリンピックの開催が無事に終了し、生活が新しい様式(ウィズコロナ)に変化しながらも経済の衰退を取り戻しコロナ禍でも発展できる世の中になる事を願っております。
日本は地球温暖化の対策として短期目標「2030年までに温室効果ガスの排出量を26%削減する」としています。この目標にはフロン類の排出も抑制する事が含まれておりフロン協会もウィズコロナの中、粛々とフロンガスの回収に努め、地球温暖化防止のため前進してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
結びに、本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収、漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み、未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和3年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司