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令和4年新年のご挨拶

2022・01・05
令和3年も新型コロナウィルス感染症に翻弄された1年であったと思います。 当協会も多くの事業計画が実行できず延期や中止を余儀なくされましたが最低限の事業はこなすことが出来ました。主事業でありますフロンガスの回収・破壊事業は前年対比やや増加で令和3年度を終える見通しで、会員の皆様のご協力に御礼申し上げます。 7/21、開会式に先駆けて福島でのソフトボールの試合で幕をあけた東京オリンピックでは多くの国民に勇気と感動を与えてくれたました選手の皆様に感謝を申し上げます。 さて、フロン類の回収では2,020年までに第1種特定製品(業務用冷凍空調機器)の廃棄時のフロン回収率50%が国の目標でありましたが実際は2,015年(平成27年)4月より施行のフロン排出抑制法施行後も38~39%と止まりと低迷が続いております。 令和3年には東京で、改正フロン排出抑制法施工後初の違反者が出て逮捕というニュースが全国版で流れ、もはや知らなかったでは済まされなくなりました。 第1種特定製品(業務用冷凍空調機器)使用する管理者、廃棄時に係る全ての事業者が対象となり違反者には直罰がくだされる法律となっており注意が必要です。 結びに、本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収、漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み、未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。 皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和4年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司