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令和7年新年のご挨拶
フロンガス再生処理の必要性を考える
皆さんもご存じの通り、フロン類は地球を取り巻くオゾン層を破壊し、 皮膚がん等を発生するとも言われています。
地球温暖化、 異常気象等々による甚大な被害が世界各地で発生しています。
冷凍空調設備等に使用されているフロン類も間接的な影響を与えています。
福島県では、 環境基本計画や2050年カーボンニュートラルロードマップを掲げ、令和12年度までに機器廃棄時のフロン回収率を75%とする目標に向かっています。
最近での機器廃棄時のフロン回収率は40%弱となっており回収効率のアップに努めなければなりません。
まして、 HCFC HFC のフロンは限られた量しか在りません。
貴重なフロンガスを回収破壊処理から再生処理へと移行し、 まだまだ市場に沢山ある冷凍空調設備に活用する為には、当協会では再生事業を関係各所及び一般ユーザー様にPRし理解を頂き積極的に推し進めていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事・会長 宇野 一夫
令和6年新年のご挨拶
2016年のキガリ改正(ルワンダで開催されたMOP28)が制定されてから8年が経過致しました。
わが国でも2019年1月よりHFCの削減スケジュール始まり、2036年には2013年比でHFCの85%を段階的に削減することになっております。
2024年には40%削減の目標設定となっており1回目の大きな節目となります。
したがって本年はHFCの製造も輸入も大きく減少することが確実視されており、特にHFCのR410Aは市場に大量に普及していることから大きな影響があると予想されており、不足分はフロンの再生処理に頼ることになるものと思われます。
福島県フロン回収事業協会としても昨年の7月よりフロンの再生事業をスタートさせており、更なる周知と再生の重要性と必要性を訴えてユーザー、管理者、充填回収事業者の皆様にご理解を賜るように努力してまいります。
フロンの破壊処理から再生処理へと国も後押しする政策を用意して臨むと思われます。
市場の混乱を避けるためにも修理補充用のHFCフロンガスや製品用のHFCフロンガスが不足しないように『フロンは貴重な資源』であることを前面に出して再生事業に取組んでまいる所存でありますので本年もよろしくお願い申し上げます。
令和6年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
再生処理取扱方法の手引き書のご案内
再生処理取扱方法の手引き書の配布を開始いたしました。
再生処理の登録から依頼される流れのご参考にご利用ください。
令和5年度-フロンの適正な管理に関する説明会開催のご案内
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
この度、業務用エアコンや業務用冷凍冷蔵機器の使用者およびフロンガスに携わる方々を対象とした
「フロンの適正な管理に関する説明会」を開催することとなりました。
県内3会場で開催いたしますので、この機会に是非ご参加下さい。
●フロン類による地球温暖化への影響
●フロン排出抑制法の概要
●機器管理者、解体業者、廃棄物・リサイクル業者の義務
についての説明会です。
参加申込みが必要です
定員 各100名(先着順) 参加費無料
会津会場 日時 令和5年 10月17日 火曜日 午後1時30分~午後3時30分
場所 会津アビオ 大会議室
福島会場 日時 令和5年 11月20日 月曜日 午後1時30分~午後3時30分
場所 福島県青少年会館 大研修室
郡山会場 日時 令和5年 11月27日 月曜日 午後1時30分~午後3時30分
場所 ビックパレットふくしま 3階中会議室
2023年度事業計画
基本方針
令和5年度も世界経済の先行きが見えない年になることが懸念されます。
この様な情勢の中、原油、原材料の高騰や資材の値上げラッシュに我々業界も対応していか
なければならず、コストの増加による利益の圧迫に耐えなければならない状況が予想されます。改正フロン法が施行されて3年が経過し、改正点が徐々に知られるようになってはきた
ものの、広く浸透しているようにも思えない状況です。
フロン協会としても機会あるごとに、法の周知及び説明をしていく事が使命と考えております。又、今年度はフロンの破壊から再生へと気運が高まる年度になると思われますが、協会
も再生事業を本格化する1年となるよう努めてまいります。
会員皆様方のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
具体的実施計画
Ⅰ.会議の開催
1.第19回通常総会の開催
日 時 令和5年5月22日(月)13:30~
場 所 福島市 福島グリーンパレス
2.理 事 会 6月・9月・12月・3月の年4回開催
Ⅱ.事 業
1. 破壊・再生事業(事業委員会)
(1) 破壊及び再生事業のインフラ整備
(2) 管理センター会議の開催
(3) 回収容器の耐圧期限切れの使用禁止の啓発
(4) 行程管理表の政策及び再生事業運用に係わるシステムの構築
2. 広報事業(総務広報委員会)
(1) フロン排出抑制法の周知活動
(2) 関係団体及び行政との連携・会議・説明会の開催
(3) 会報「フロンとライン」の発行、ホームページの適時更新
(4) 会員の拡大
3. 研修事業(研修事業委員会)
(1) 効率的な回収技術の講習会の開催
(2) 先進技術の研修・先進地への訪問研修
(3) 関連他業界への呼びかけ・連携及び交流
令和5年新年のご挨拶
令和2年4月に改正フロン法が施行されて2年10か月が経過しましたが、国の目標であった業務用冷凍空調機器(第1種特定製品)のフロン廃棄時回収率は50%を大きく下回り、令和2年度の集計では41%となり法の周知と理解が進まない現状がみえて来たような思いです。
また、令和4年11月には、業務用エアコンを違法に解体して「フロン類」を大気に放出させたとして、東京都町田市の解体業でイラン国籍の社長と従業員ら計4人がフロン排出抑制法違反(放出など)で逮捕したとの報道があり、法人としての同社と同社に解体を依頼した4人も同法違反容疑で書類送検されました。
同法改正では、フロン類の引渡しをせずに第1種特定製品の廃棄等を行ってはならないと定められており、建築物の解体工事に係わる規制の厳格化及びフロン類が回収されずに放出されるおそれのある第1種特定製品の引取り等の禁止も定められております。 (一社)福島県フロン回収事業協会としても、第1種特定製品に係わるすべての方々には法を守り、機器からのフロン回収が確実に行われ、未回収のままに廃棄製品が流通することが無いように、法の周知と啓発を継続して行うとともに地球温暖化防止の一助となるべく活動を続けてまいる所存であります。
皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和5年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
福島県主催による「フロンの適正な管理に関する説明会」の開催について
福島県主催による「フロンの適正な管理に関する説明会」が3会場で開催されます。
会津会場 日時 令和4年12月21日 午後1時30分~午後4時30分
場所 会津若松市文化センター 展示室兼会議室
郡山会場 日時 令和5年1月19日 午後1時30分~午後4時30分
場所 ビッグパレットふくしま 3階 中会議室
いわき会場 日時 令和5年2月9日 午後1時30分~午後4時30分
場所 いわき・ら・らミュウ 2階研修室
対象者は業務用エアコン・業務用冷凍冷蔵機器使用者およびフロンに携わる方と幅広くなっております。
当日はフロン排出抑制法の説明のみならず、実機を用いたフロン回収の実演を予定しておりますので、フロンに携わる全ての方に、より一層の法令順守と知識の向上そして普段の仕事に役立つ内容となっております。
この機会にぜひご参加ください。
参加をご希望の方はお申込書をダウンロードの上、福島県フロン回収事業協会までFAXまたはeメールにてお申し込みください。
‣ 説明会資料と申込書 (pdfファイル)
福島県フロン回収事業協会宛FAX
024-544-1840
第一種フロン類充填回収業者に対する行政処分がありました
東京都環境局より、フロン類の充填・回収量の報告をしなかったということで、
充填回収業者に対し、30日の全事業停止の行政処分をしたと報告がありました。
東京都では昨年の書類送検に続き、今回は、充填回収業者へ行政処分を実施しました。
のでお知らせいたします。
内容については下記URLからご確認ください。
・東京都HP「第一種フロン類充填回収業者に対する行政処分について」
URL
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/02/21/19.html
令和4年新年のご挨拶
令和4年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司
令和3年新年のご挨拶
令和2年は新型コロナウィルス感染症に翻弄された1年であったと思います。
福島県でも2月末から影響がでて学校の休校や外出の自粛要請など生活に仕事に大きな支障が出ました。当協会も多くの事業計画が実行できず延期や中止が相次ぎましたが主事業でありますフロンガスの回収・破壊事業は大きな減少もなく令和2年度を終える見通しで、会員の皆様のご協力に御礼申し上げます。
さて、令和3年は新型コロナウィルスのワクチンが開発され人類にとって最良の1年になる事を期待したいと思います。東京オリンピック・パラリンピックの開催が無事に終了し、生活が新しい様式(ウィズコロナ)に変化しながらも経済の衰退を取り戻しコロナ禍でも発展できる世の中になる事を願っております。
日本は地球温暖化の対策として短期目標「2030年までに温室効果ガスの排出量を26%削減する」としています。この目標にはフロン類の排出も抑制する事が含まれておりフロン協会もウィズコロナの中、粛々とフロンガスの回収に努め、地球温暖化防止のため前進してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
結びに、本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収、漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み、未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和3年 年頭所感
(一社)福島県フロン回収事業協会
代表理事会長 色摩啓司