平成31年新年のご挨拶
2019・01・07
フロン排出抑制法が施行されて3年9か月が経過いたしました。この間、多くの問題点や課題が見えてきましたが、課題や問題点を克服出来ずにいるように思えます。
広く県民の皆様、事業所の皆様にフロン排出抑制法を理解してもらう事が最重要課題と考えます。昨年も地球温暖化によると思われる記録的な猛暑や台風による被害に見舞われました。ここ数年はこの様な被害報告が毎年のように報道されています。
パリ協定にみるように全世界で協力してCO2の排出削減に取組むことで世界の平均気温上昇を1℃でも下げる努力をしている中、当協会も適正なフロン回収及びフロン再生を通してCO2削減に取組んでまいります。
又、オゾン 層問題に関して昨年11月に世界気象機関(WMO) と国連環境計画(UNEP)が発表した記事によると破壊が最も進んだ両極地方でもオゾン量は増加しており60年代には回復すると予想した。
2000年を境に「オゾンホール」が縮小していたことが初めて確認されたとしている。
オゾン層問題もここにきて光明が見えてきた思いです。
我々協会は昨年も「効率的な回収技術の講習会」を開催し、回収技術の基本と高効率回収や少量も漏らす事なく回収する技術を学びました。
本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と協会会員の技術の向上に努めフロンの適正な回収・漏洩防止、回収率の向上、排出抑制に取組み未来の子供達のために地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。