平成29年新年のご挨拶
当協会、代表理事 会長 色摩啓司より新年のご挨拶をさせていただきます。
地球の平均気温はこの100年間に0.85°C上昇いたしました。昨年11月4日に発効された「パリ協定」では産業革命前と比較して上昇を2°C未満に抑えることを目標として揚げられ世界全体の取組がスタートいたしました。 フロン対策に於いてはモントリオール議定書改定会議(MOP28)で先進国は2036年までにHFC冷媒を85%削減することが決定し、さらにノンフロン化が進むものと考えます。 協会は昨年10月に「効率的な回収技術の講習会」を開催し、回収技術の基本と高率的回収技術を学びました。また、11月16日には郡山市のホテルハマツに於いて公益信託地球環境保全フロン対策基金の助成を頂いて「フロンシンポジウム2016in福島」を開催することができ、多くの皆様にご参加いただきました事は、福島県並びに多くの関係団体のご支援と会員各位のご協力の賜物と厚く感謝申し上げます。 フロン排出抑制法が施行され各段階において責務が発生しており法の遵守が叫ばれておりますが、県民の皆様に周知が行き届いていないのも現状でございます。本年も引き続きフロン排出抑制法の更なる周知活動と協会会員の技術の向上に努め、フロンの適正な回収、漏洩防止、排出抑制法に取組み「未来の子供達のために」地球環境の改善に少しでも貢献できれば幸いです。
皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。
代表理事 会長 色摩敬司